ン
熱
昆虫媒
性感染症
い
成26 度兵庫県立生活科学研究所講演会(2015 2 23日)
高崎智彦＆国立感染症研究所 第一部＇
横浜検疫所検疫衛生課＆併任＇ 横浜検疫所輸入食品検疫検査ン ＆併任＇
1
節足動物＆昆虫
節足動物＆昆虫
etc
etc
＇媒
＇媒
性
性
arthropod
arthropod--borne virus
borne virus
総称さ
総称さ
節足動物
節足動物
脊椎動物
伝播
脊椎動物
伝播
脊椎動物
伝播
い
脊椎動物
伝播
い
う疫学的
共通性
基
い
概念
あ
う疫学的
共通性
基
い
概念
あ
学的
分類
中
学的
分類
中
科
科
ン
科
科
ン
科
科
科
科
含
含
一覧 一覧
媒介昆虫 病名またはイ 名 イ 科属 ◆黄熱 ◆西イ熱/脳炎
イ イ ◆ン熱 ◆シ
◆日本脳炎 ◆ 渓谷脳炎 ◆ﾄﾙｲ脳炎 ◆ﾌｴｴﾙﾌﾛ ◆西部 脳炎 ◆ ョョン
イ イ ◆東部 脳炎 ◆ バ
◆ 脳炎 ◆シン
◆ ン ◆ 熱
◆ンン ◆
ン イ ン イ ◆ン イ Ｃ群 ◆
◆ 脳炎 ◆シン群 ◆ バ 熱
ン イ イ
シ ョバ
◆ショバ熱
ン イ イ ◆小胞性口内炎
イ シ イ ◆
ン イ ◆シ春夏脳炎 ◆ 出血熱
イ イ ◆中央ﾖﾛﾊﾀﾆ脳炎 ◆ 森林熱
◆跳躍病 ◆ ン出血熱
SFTSV
ン イ イ イ ◆ 熱
イ イ ◆
ン
感染環
ン
感染環
蚊
血中
自然 宿主
• ン ９ 科
• ン ９ 科 ネ
ネ
飛翔距 100m程度
ネ 短い！
ネ
発生
地
日 脳炎血清型群
黄熱 媒 性脳炎 群
ン
１／ ０ ２
WN Kun
MVE JESLE
属
系統樹
Incidence of DHF/DSS between primary and
secondary infection in children
Dengue hemorragic fever
(DHF grade 1, 2)
Dengue shock syndrome
＆
DHF grade 3,4)
Primary infection Primary infection
＆／＋／２
y
＇
0.18%
0.007%
Secondary infection
＆／＋／２
y
＇
2.01%
1.14%
日
脳炎
生活環
妊娠 日脳
感染 流産死産
あ 以外 発病
い
ウマ
コ
コ
Culex tritaeniorhynchus
Culex tritaeniorhynchus
わ
／．
km
飛
風
乗
ば
風
乗
ば
遠く
移動
う
！
コ
田
う
大
産卵
高雄
＆
湾＇
雨水
水 流 い い い あ ＆ 段＇
水 流 い 雨水 ＆ 段＇ ネ
発生 い
沖
縄
戦
前
熱
流
行
あ
人
行
大
要
因
前
も
デ
ン
た
。
流
行
地
頻
度
あ
る
。
デ
ン
熱
関
す
る
日
人
よ
る
デ
世
界
初
分
る
熱
心
研
究
ン
ウ
イ
ル
ス
た
！
1943 堀田逭博士 木村廉博士 長崎 ン 熱患者
ン 1型 分 時 分 患者
さ 前 ン 1 型望 株＆Dengue virus type 1, Mochizuki strain＇ ＊世界 最初
1942
＋
45
ン
熱流行
流行都
推計患者数
市
長崎
佐世保
大阪
神戸
福岡
広島
呉
人口
458,000
4,219,000
306,000
582,000
1942
50 000
5 000
No epidemic No epidemic1942
50,000
5,000
No epidemic No epidemic1943
20,000
10,000
200
No epidemic1944
5,000
100,000
100
200
1945
Unknown3,000
No epidemicUnknown
1946
No epidemic
No epidemic No epidemic No epidemicSusumu Hotta. Dengue epidemics in Japan, 1942-1945. J. Trop. Med. Hygiene. 56: 83. 1953.
ン
熱輸入症例都道府県
出症例数
10
＆
2006
＋
13
検疫所
報告
除く
1005
例＇
都道府県
出症例数
割合
東京
.
%
神奈川
.
%
大阪
.
%
愛知
.
%
兵庫
.
%
福岡
.
%
京都
.
%
千葉
.
%
静岡
.
%
埼玉
.
%
記以外
.
%
年の我が国におけ
ング熱輸入症例
名
ヒ マカの活動期
18
MIROC(k-1)モ よ
年平均気温 予測分布図
盛岡(2009〜)
花巻(2007〜
宮古(2007)
⼤槌(2011〜)
酒⽥ 本荘
能代 秋⽥
新庄 横⼿ 未確認地確認地 ⼋峰
ヒ
国内分布 温度条件
2010年
ヒ 分布域
拡⼤ 1998-2013
確認地 未確認地
11ºC以上 地域 軽井沢
会津若松
100 Km 東京
仙台 ⼭形
⽇光 新庄
⽯巻
⽩河 気仙沼
〜1950年
2000年
16
ヒト マカ 年平均気温が11ºC以上 地域 定着し
気温 上昇 伴い 徐々 分布域を拡⼤している
• 1946
～
’47
９栃木県
部＆
Mosquito Fauna of Japan & Korea.
By Walter J. LaCasse & Satyu Yamaguchi)
米軍
全国
規模
調査
福島県以
確
さ
＇
• 1970
代９
太
洋側
限
• 1990
代９
20km
置
川
確
山形
日本のヒト
マカの北限
秋田
新
一関
確
さ
＆
Kurihara et al. 1997
＇
2035
青森県
地
分
能
2100
海道
端
幌
蚊
侵入
定着
!
多く
都
分
確
均気温
11
℃
以
地域
一致
＆
98%
以
一致率＇！
世界におけ
ヒ
マカの分布
ヒ マカの 侵入・定着が確認 さ た国 ～
分
地域
新
侵入定着
地域
防除
駆除さ
地域
P
P
ヨーロッ
における
ト
マカの分布
赤８定着 黄８検出
緑８調査済検出 灰８調査無
Dengue endemic area
Dengue endemic area
ン
蚊細胞 増殖＆C6/36細胞＇
核球内 増殖 ン
構造
い
構造
い
鎖RN A ＆1 1 k b長＇
3 構造蛋白 7 非構造蛋白 非翻訳領域 構成さ
C prM NS2A NS2B NS3 NS4A NS4B 5’ Nontranslated region (NTR)
0 1000 2000 3000 4000 5000 6000 7000 8000 9000 10000
NS5 NS1
E
3’ NTR
M Structuralproteins Nonstructural proteins
回
流行株
ン
／型
遺伝子
Ⅰ
型
China/GD-D13202(Guangzhou)(KJ545459)Chaina/13 14-100J＆ 第／例目８代々木＇
Bali 2010a(JN415489)IndonesiaBali/10 S330/05(EU069595)Singapore/05 。。
95 6。 。4
ン ／～２ 血清型 分類さ さ
ン 1型 5 遺伝子型 分類さ
S330/05( U069595)S gapo e/05 T3352/04(EU069623)Singapore/04
D1/Taiwan/806KH1405a/2014 02-20(AB178040)Thailand/02 SG(EHI)D1209Y03(FJ469907)Singapore
14-181J＆ 静岡県症例＇
D1/Thailand/0910aTw(JF967888)Thailand D1/Taiwan/511CH0909a(JQ403519)Taiwan My01D144168(AY618211)Myanmar/01
DENV-1/VN/BID-V1862/2008(FJ410220)Vietnam/08 D1/Taiwan/811KH0807a(JQ403517)Taiwan/08 Thailand 2008b(JN415527)Thailand/08 DEN1/GZ/OY(FJ176779)China/06 DV1 SL 2009c(HQ891315)SriLanka/09
SG(EHI)D1/41934Y09(JF960217)Singapore/09 DENV-1/KH/BID-V2002/2006(FJ639686)Cambodia/06
Mochizuki(AB074760)Japan/43日 1943 分株＆ 脳代＇ P72-1244(AF425622)Malaysia/72 。5
9。
66 、2 93 100
、0 61
93 9、 。。 。4 62 9。
39
0.005
23
遺伝子解析数＆
＇
E
領域８
13
株
全遺伝子領域２株
Bali 2010a(JN415489)IndonesiaBali/10
14-100J ＆代々木＇
China/GD-D13202(Guangzhou)(KJ545459)C...
China/GD-D13202(G h )(KJ545459)C(2)
ID 推定感染場所 1 代々木 3 代々木 4 代々木 10 代々木
67 新宿中央公園
E領域塩基配列 相 性＆71 前 国内分 株 比較＇
% ば 程大 開 い
14-100J vs 14-181J : 98% (1485 塩基中1461塩基一致) 14-100J vs Mochizuki : 94% (1485 塩基中 1398塩基一致) 14-181J vs Mochizuki : 94% (1485 塩基中 1398塩基一致)
D13202(Guangzhou)(KJ545459)C(2)
あ 要！
D1/Thailand/0910aTw(JF967888)Thailand D1/Taiwan/511CH0909a(JQ403519)Taiwan
14-181J ＆静岡県＇
69 代々木 86 千葉 105 代々木 115 代々木 129 不明 132 静岡県 144 隅田公園 156 西宮
ン
熱
国内感染症例
発生状況
発症日
報告数
＆発症日不明
例
除く
例＇
厚労省第1報 発表＆8/27＇ 代々木公園8/28午後5時
-8/29朝閉鎖
9/4～代々木公園 A地閉鎖 報告数
8 10 12
代々木公園 周辺
n=122
新宿中央公園 n=8
厚生労働省発表＆2014 10 6日11時現 ＇ 基 く
発症日 0
2 4 6
他不明n=21
Yoyogi story
移
動
遺伝子配列 一致 ！
代々木公園 数 半端 数 い！
動
移
動
全国
19
都道府県
ン
熱
国内感染症例
居
地
状況＆
=
＇
19
都道府県
代々木公園
ベン
一覧
４
• ン
• コン 2014 • コ 2014 •ASEAN
• ン
•One Love Jamaica Festival
•大 戸骨董 •第１回ワ ン
５ •第０回 ― in 東京０．／２ •大 戸骨董
６
•第０回 ン ０．／２ •
•う 会 ～０．／２夏～ • ０．／２
中 米
第１回ワ ン
•
５
• ン夏
•地球愛祭 2014 in 東京 • ン ０．／２ •第７回
•
• 中 米 •PEDAL DAY 2014
•灼熱！
• さ い０．／２
•
•Pipes of piece vol. 31
•大 戸骨董
公園以外 体育館 全日 中学
生 ン コン 催 物多数！
国内流行疫学情報
齢群及び性 =
出地＆n=162＇
齢階級 男性 女性 計
10 満 4 1 5
10代 14 16 30
20代 27 26 53
都道府県 症例数
東京都 108
神奈川県 14
埼玉県 10
千葉県 7
新潟県 3
大阪府 3
茨城県 2
山梨県 2
静岡県 2
30代 11 7 18
40代 12 11 23
50代 11 2 13
60代 8 0 8
70代 4 1 5
計 91 64 155
海道 1
青森県 1
岩手県 1
秋田県 1
群馬県 2
岡山県 1
山 県 1
愛媛県 1
高知県 1
兵庫県 1
計 162
厚生労働省発表＆2014 52 逬暫定
1 2 3 4 5 6 7
9/4代々木公園 A地閉鎖
推定曝露日
報告数
＆
2014
8
1
日＋
9
30
日＇
代々木公園 周辺
＆n=70 122例中曝露日 1日 症例 ＇
報 告 数
0 0 1 2 3 4 1
日
2
日
3
日
4
日
5
日
6
日
7
日
8
日
9
日
10
日
11
日
12
日
13
日
14
日
15
日
16
日
17
日
18
日
19
日
20
日
21
日
22
日
23
日
24
日
25
日
26
日
27
日
28
日
29
日
30
日
31
日
1
日
2
日
3
日
4
日
5
日
6
日
7
日
8
日
9
日
10
日
11
日
12
日
13
日
14
日
15
日
16
日
17
日
18
日
19
日
20
日
21
日
22
日
23
日
24
日
25
日
26
日
27
日
28
日
29
日
30
日
新宿中央公園 ＆n=5 8例中 ＇
計75例 う 発症日 わ 72症例 算出 潜伏期８中央値6日(範 2＋13日＇
推定曝露日
厚生労働省発表＆2014 10 6日11時現 ＇ 基 く
推定曝露日 報
1.
感染地
診断逬
報告数
＆
2014
第
1
～
52
逬
n=326
（＇
報
告
30 35 40 45 50
国外例n=171 国内例n=155
発症逬
告
数
感染症発生動向調査＆20151 6日現＇
0 5 10 15 20 25
1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51
（
発症日不明 計14例 除い
1 3 6 9 12
Subject: DENGUE VIRUS INFECTION
- GERMANY ex JAPAN
-From: Greutélaers, Benedikt [mailto:GreutelaersB@rki.de] On Behalf Of IHR-Postfach, RKI Sent: Tuesday, January 07, 2014 5:48 PM
Dear colleagues,
we would like to inform you about a case of dengue virus infection in a German traveler returning from Japan (Honshu). Because a case of dengue fever imported from Japan was considered very unusual,
fi ti f d l ht d fi ll bt i d
confirmation from a second serum sample was sought and finally obtained in late 2013. We wanted to await the results of the second serum sample before informing you. The colleagues from the Bernhard Nocht Institute of Tropical Medicine, Hamburg, Germany, the National Reference Center for Tropical Infections, who performed the laboratory tests on the first and second serum sample, will also post this event to ProMed-Mail.
Contact person is Prof. Klaus Stark at the Robert Koch Institute in Berlin, Germany (starkk@rki.de). With kind regards
On behalf of the Robert Koch-Institute Benedikt Greutélaers
情報提供
Case description
A previously healthy 51 year old woman sought
treatment in a hospital in Berlin, Germany,
on 09
.
September 2013 after returning from a travel to Japan.
Since 03. September 2013
she suffered from fever up
to 40
℃
and nausea, followed by a maculopapular
rash. She had returned from a two week round trip
rash. She had returned from a two week round trip
(
19. August – 31. August
) from Japan:
19.-21. Ueda, Nagano prefecture
21.-24. Fuefuki, Yamanashi prefecture
24.-25. Hiroshima
25.-28. Kyoto
28.-31. Tokyo
症例 旅程
日
感染
疑わ
人
ン
熱症例
2013
9
発生
2014
1
報告
日
国 内 旅 行
*
day‐15 8/19 成田着＆ ン 直行便＇
day‐15~‐13 8/19~21 田＆長 ＇
day‐13~‐10 8/21~24 笛 ＆山梨＇
day‐10~‐9 8/24~25 島
day‐9~‐6 8/25~28 京都 ＆欧米人 人気 町 旅館＇
day‐6~‐3 8/28~31 東京 ＆新宿御苑 訪 ＇
51 女性生 健康
day‐3 8/31 成田発＆ ン 直行便＇
発 症 後 経 過
day 0 9/3 発熱＆最高体温40℃＇嘔気→ 斑丘疹性発疹 伴う
day 6 9/9 ベ ン 療機関 入院
IgG (IFA): 1:20,480 ＆陽性＇,IgM (IFA): 1:320 ＆陽性＇
NS1 抗原(ELISA): 陽性, RT‐PCR: 陰性 中和試験８ ン 2型 感染
Eurosurveillance, Volume 19, Issue 3, 23 January 2014 (*旅程情報 ProMed ＇
She traveled popular sightseeing places for foreigners
Yamanashi Yamanashi
Winery
湾
CDC
ン
熱
対
対策
ン概要
Guidelines
for
Dengue
Control
by
Taiwan
CDC
第4章 素 ン 熱媒 蚊対策 一教育
二駆除作業 ○媒 蚊 対 対策
／自治体 指定 逬一 清掃日 清掃作業 行う定期的 蚊 幼虫 発生源 く
０各自治体＆ ン ＇ 対策 訓練媒 蚊 駆除指 行う
Taiwan CDC sent their guideline for dengue control in Chinese and we translated it in Japanese.
行う
１自治体 ン 宅 駆除対策指 幼虫
発生 い 指摘駆除 指 ２自治体 ン 熱媒 蚊対策 ン執行 一各地域 衛生研究所 通 媒 蚊幼虫 駆除作業
演習 行う衛生研究所 指 衛生研究所 査察 時行う
二査察 媒 蚊 駆除 対 意識 高 空地空 家地 室 管理 清掃 強 四自治体 蚊 駆除 対 意識 高 活動 行う
(behavioral change plan, 参考８WHO Organization’s Social Mobilization and Training Team, Communication for Behavioral
Impact, COMBI)以 学校 活用 媒 蚊
The
pipeline
was
exploded
on
31
st
July
2014
８ 高雄
＆
湾＇
•
避
民
外生活
•
ン
熱患者数
急増
避
場所
蚊
卵
調査
Dengue fever DHF
Total
15,765
139
Imported cases
240
0
Death
20
８ネ
=
4:1
比率
あ
ン
熱患者報告数＆東
中心＇
2013 2014
国 報告患者数 死者数 前 比 ＆2012 ＇ As of 報告患者数 死者数
1,762 0 1.1(1,541) 1,514 NA
ン 16,722 53 0.4(40,164) 3,543 21
44,171 95 4.4 (9,952) 1,716 0
43,346 83 2.0 (21,900) 108,698 215
ン 166,107 528 1.0 (170,693) 104,741 399
ン 22,194 5 4.8 (4,632) 18,318 4
ベ 60,588 38 0.8 (79,485) 17,766 17
中国 581 0 ―― 9/3 45,171 NA
ネ ＆仏領＇ 14 NA
10,541 7 26.0 9/14
ソ ン諸島 6,591 8 NA 7/17
WHO西太 洋地域外
26,067 33 3.3 4/30
湾 869 NA 15,904 20
PCR(遺伝子検査＇,
分
＆
血症＇
IgM-ELISA＆IgM抗体＇
＆抗体 出現＇
ン
感染者
抗体
関係
ン
感染者
抗体
関係
ン
感染者
抗体
関係
ン
感染者
抗体
関係
［発熱期］
［回復期］
発熱
解熱 非構造蛋白抗原＆NS1 Ag＇
ン
熱流行
拡大中
ン
熱流行
拡大中
構造
遺伝子構造
E3 6K
5’ 非構造蛋白質 構造蛋白質
11kb 一 鎖(+)RNA
3’Poly A
E1 E2 C nsP4 nsP3 nsP1 nsP2
粒子形成
各 蛋白質
E2 C コ
E1
ンベ
RNA
チ
ン
ニ
ア
ウ
チ
ン
ニ
ア
ウウ
イ
ル
ス
感
染
症
ウ
イ
ル
ス
感
染
ン
熱
臨床
•
以前
不
性感染
あ
考え
い
現
流行
多く
患者
何
症状
呈
考え
い
•
潜伏期間
通常
3–7
日間
あ
教科書的
3
～
12
日間
•
発熱
関節痛
最
多い症状
あ
•
他
症状
頭痛
筋肉痛
関節腫張
発疹
あ
•
ン
感染
死亡率
い
症状
症
あ
い
機能
害＆関節
変形
＇
あ
•
多く
患者
一逬間程度
回復
関節症状
回復後
数ヶ
持
場合
あ
•
新生児
高齢者
(
≥
65
years)
高血
糖尿病
心臓疾患
人
,
症
多い
•
終生免疫
考え
い
Bone
scintigraphy
The wrists & hands showing an intense focus, particularly on the left side.
2005
2005
‐‐
’06
’06
西
西
ン
ン
洋諸国
洋諸国
流行
流行
海諸国
ン
熱
流行
•
2013
12
6
日
海
サン
ン
＆
ン
ン＇島
ン
領
報告さ
西半球
初確
さ
症例
あ
•
2014
6
22
日
成田空港検疫所
国
ン
熱症例＆
53
女
性＇
確
•
米国
夏休
ン
入
海
諸国
旅行者
増加
い
輸入症例
ン
熱国内侵入
対
強
い警戒！
⇒
7
ン
熱
発生
確
熱初輸入症例
• 患者 １／ 女性 生 健康 特 既往 ＆＋＇
０．／１ ／ ／１日 ワ ン 利用
ン 滞 い ０ ０６日 １ ４日 旅行以外
ン 滞
• １/／２ 起床時 左足甲 痛 腫脹 右 疼痛 自覚 歩く 困
翌日 痛 悪 関節 動域制限＆）＇
• １//／３ GPGP＆家庭＆家庭 ＇＇ 診診 採血採血
血液検査８WBC 4600, Hb 13.9, Plt 180000, ESR 7 mm/hrAST 20, ALT 14, CRP 3mg/L(<10 正常＇ 他異常 NSAID処方
後 痛 徐々 改善 完治 １ 左手 指 痛
• ２/６ 痛 悪 最初 時 く い 最初 う 腫脹
う 後 痛 持 ２/／３ 整形外科 診
検査 提出
• ２/／３ 採血結果;WBC 3800, Hb 12.3, Plt 180000, ESR 5 mm/hr
臨床経過＆
2
＇
•
３－／頃
徐々
症状改善
歩行
能
熱
抗体検査
陽性
あ
明
＆
ross river
virus
serology;
IgG antibody;
low
positive,
IgM antibody:
positive
＇
•
３－５頃
再び手指
痛
＆）＇
動制限＆）＇
•
３－／０
国
関西空港検疫所
健康相談室
診
京都
立
病院
紹
さ
３－／３
当院
診
当院
診時
発熱
病院
紹
さ
当院
診
当院
診時
発熱
他
異常
左足関節
足背＆関節
異
部
＇
痛
右
関節
自発痛
＆）＇
い
腫脹熱感
動域制限
他
関節
関節炎所見＆＋＇
皮疹＆＋＇
血液検査８白血球
5300,Hb
12.5,
Plt 19.3,
ESR
4
mm/hr,
AST
14,
ALT
11,
CRP
0.01
経過中
発熱
皮疹
関節痛以外
症状
経過中
ン
ン
コ
い
消炎鎮痛薬
内服
あ
感染症
ソ
ン諸
島
感染症
報告さ
ン
流
＆R
Riv
＇河
ン
捕獲さ
ベ
＆
A
vigilax
＇
初
分
さ
諸島
サ
太
洋島嶼
国
流行
拡大
,
人
患者
報告さ
半球
夏～秋
あ
～
発生
～
IgM
抗体
in
house
and
panbio
day of first visit
2 weeks after
IgG absorbed IgM
ELISA (panbio)
index=2.84 positive
Index=2.82 positive
P/N ratio=2 8 P/N ratio=2 4
中和抗体
血清
1
８陽性＆抗体価
=2560x
＇
血清
2
８陽性＆抗体価
=320x
＇
IgM capture ELISA
(in house)
P/N ratio=2.8 endpoint titer: 1600x
positive
P/N ratio=2.4 Endpoint titer: 400x
positive
Joints
affected
by
RRV
disease
Joint Frequency of joint involvement (% of cases)
Fingers 50c 80 81 63
Hand 45
Thumb 53 58
Wrist 36 70 80 100 61
Elbow 17 40 44 71
Shoulder 38 47 62
Shoulder 38 47 62 Hip 4 10 27
Knee 39 80 80 100 64
Ankle 50 78 88 97 64
Feet 49 36
Toes 47
Back 14b 36 37 56
Neck 36 12 70
Jaw 10 15
a Percentages taken from a bar graph. b Includes back or neck
CIncludes fingers and hand
熱
熱
Ross River fever９Ross River virus森林熱Barmah Forest fever
Barmah Forest virus
潜伏期間 3日 3逬間
類似 病態 両
属 あ
A.
vigilax
A.
camptorhynchus
Culex annulirostris
JEV媒 蚊 あ
媒 蚊
媒 蚊
Z K
Z K
•
比較的軽症
ン
熱様急性熱性疾患
引
起
あ
•
2007
ネ
症流行
引
起
Zika
virus
in
a
returning
Canadian
traveller fromThailand
Zika fever
in
Pacific
Islands
Easter Island
New Caledonia
Bora Bora Islands
Zika
熱輸入症例
•
ン
領
ネ
島
2013
12
渡航
後
Zika
熱＆
Zika
fever
＇
診断
さ
輸入症例
2
例
確
•
ン
領
ネ
2013
11
熱流
確
さ
Zika
熱流行
確
さ
い
症例 詳細 記 参照
S Kutsuna, et al. Two cases of Zika fever imported from French Polynesia to Japan, December 2013 to January 2014. Eurosurveillance, Volume 19(4)8‐11. (30 January) 2014.
症例／
生
健康
27
日
人男性
2013
12
2
日
12
7
日
観光
ン
領
ネ
島
滞
12
9
日
頭痛
出現
数時間後
38
℃
発熱
出現
12
10
日
関節痛
12
日
咽頭痛
皮疹
出現
12
13
日
当院
診
体温
37.2
℃
面
体幹
四肢
掻痒感
伴わ
い
斑
他
特記
所見
伴わ
い
斑
他
特記
所見
血液検査
白血球
3310/
μ
L
血
板
14.9
万
/
μ
L
減少
他
特記
血液検査異常
ン
熱
迅速検査
NS
‐
1
抗原
IgM
び
IgG
抗体い
陰性
あ
国立感染症研究所
行
12
13
日
血清
realtime
‐
逆転写
PCR
検査
Zika
virus
RNA
定
感染症
診断
診翌日
解熱
斑
後緩除
消退
症例０
33
日
人女性
2013
12
14
日
12
23
日
ン
領
ネ
島
滞
滞
中
海岸
森林地
滞
あ
12
23
日頃
37
℃
後半
発熱
出現
12
29
日
頭痛
後眼窩
痛
出現
12
31
日
面
体幹
四肢
皮疹
出現
1
2
日発熱
頭痛
消失
皮疹
掻痒
感
増強
1
3
日
当院
診
体温
36.9
℃
身体所見
眼球結
充血
両顎
鼠径
ン
節腫
身体所見
眼球結
充血
両顎
鼠径
ン
節腫
脹
び
面
体幹
四肢
斑
血液検査
白血球
3470/
μ
L
血
板
14.7
万
/
μ
L
減少
以外
特記
血液検査異常
ン
熱
迅速検査
NS
‐
1
抗原
IgM
び
IgG
抗体い
陰
性
あ
国立感染症研究所
1
3
日
血清
尿
検
査
realtime
‐
逆転写
PCR
検査
尿中
Zika
virus
RNA
定
感染症
診断
後数
日
皮疹
消退傾向
患者
経過観察目的
現
外
通院中
あ
ZIKA virus
ZIKA virus
Vectんr :
Aedes species
とetected :
India, Malaysia, Indonesia,
Pakistan, Thailand,
Vietnam, Philippines, Yap
Island (Micronesia) Africa
Island (Micronesia)., Africa
Sオmptんms :
fever, headache, rash,
conjunctivitis, arthralgia
The
first
isolation
was
made
in
April
1947
from
the
serum
of
a
pyrexial
rhesus
monkey
caged
in
the
canopy
of
Zika
Forest
in
Uganda.
Cross
NT
indicate
that
Zika
virus
is
not
related
to
dengue
virus,
yellow
fever
virus
and
JEV.
Zika fever;
maculopapular rash
&
•
熱
IgM
抗体捕捉
ELISA
初
輸入症例
早期診断さ
•
Zika virus
遺伝子
血症
消失
後
尿中
検出
後
尿中
検出
•
昨
8
日
旅行後
ン
熱
発病
人旅行者
症例
日
国内
感染
能性
否定
い
夏
ン
熱輸
入例増加時期
備え
国内発生
備え
診断体制
整え
必要
あ
春
全国規模
全国規模
必
展開
‐
幼虫対策
‐
ン
＆缶
＇大作戦
え～！
全国規模？
!!
ヒ
成⾍ 潜み場所
やア ア イ よう 低⽊ 葉裏や茂み 中 やア 、ア イ よう 低⽊ 葉裏や茂み 中
地⾯ 覆うよう 繁 、葉裏 成⾍ 潜 い
ヒ
幼⾍ 発⽣源
ア イエ ・ハ 発⽣場所
ヒ ・ア イエ 発⽣場所
64
ヒト マカ ⼩さ ⽔域 発⽣する ヒト マカ 発⽣し い環境
11 ⽉
4 ⽉
成⾍対策：樹⽊ 剪定
幼⾍対策：
・⽔ ⼊った⾬⽔ 調査
・放置さ た⼈⼯容器 除去 清掃
・ 置 場等 清掃
幼⾍対策：
・幼⾍ 発⽣した⾬⽔ へ IGR
成⾍対策：定点調査 継続
幼⾍対策：幼⾍発⽣源 除去 清掃
来季 向けた蚊対策例
2014年実施した媒介蚊対策総括
・約70年ぶ ン 熱国内発⽣事例 対し ，
媒介蚊対策 あた 関係者 知識 技術 ⼗分 った．
・適切 媒介蚊対策 施せ ，成⾍密度 下
こ 確認さ た．
・調査・対策 ⾏う上 情報共有 徹底 必要 あった．
今後 課題 幼⾍ 発⽣した⾬⽔ へ IGR
投与す 等 対策 実施 ・幼⾍発⽣源 除去 清掃 5 ⽉成⾍対策：定点調査 成⾍密度
モニ ン 開始
成⾍対策：下草刈
幼⾍対策：⾃治体主導、住⺠参加 よ
幼⾍発⽣源 除去 清掃 7~8 ⽉
・8分間⼈囮法 よ 成⾍密度調査 実施 ・ 評価→適切 媒介蚊対策 実施す
65
今後 課題
1) 感染症媒介昆⾍類 対す 知識 理解 深
・知識 経験 あ ⼈材 養成・配置
・対策担当者へ 啓発 教育 ・住⺠へ 情報発信
2) 情報ネ ワー よび協⼒体制 構築
3) 媒介蚊調査 基準 ⽅法 確⽴
4) ウイ 分離・検出法 確⽴
5) 殺⾍剤 よび使⽤⽅法 決定
